西田のノート

発狂後の世界を生きています

友達たくさんいる人

情報量が多くてとても脳が疲れる本だったが、せっかく定価で買ったので、少しずつ、少しずつ、なんとか読み切った。
道草さんは一人で泣いている人を元気にする様な漫画が描きたいとのことだけれども、こんな友達100人いそうな人の本を読んでも、一人で泣いている私は全く救われないのだった。世の中には人との関わりに助けられている、引きこもると具合が悪くなる人もいるんだなと勉強になった。道草さんは友達づくりの才能にもっと自信を持ってよいのでは?
道草さんの障害者扱いされた暗い記憶と現在も続く不安感が胃の辺りに重く残った。脳にも心にもつらい本。
統合失調症が誤診で良かったね。