うんこマンの思い出

思い出した時に書いているので、時系列は滅茶苦茶です。

そこら中に想念のうんこがふよふよしている

私は幼少期から頭の中で色んな人と話していた。実際に関わっている家族や知人、フィクションの登場人物、テレビに出ている有名人。暇な時や眠る前、気付くと会話が始まっていて、関係が深まると長く続くストーリーが生まれることもあった。しかしそれは自分の頭の中だけの空想だと分かっていた。

それが、いつの間にか頭の外から中に入ってくる全く知らない人が現れる様になった。私は何故か違和感なく彼らを受け入れた。彼らが言うには、我々の目には見えないがそこら中に想念のうんこ(魂みたいなもの)がふよふよしており、人の脳に出入りしているのだそうだ。想念のうんこ達は神経細胞が死ぬ際に脳から出ていき、空間を彷徨い、居場所を探しているらしい。

元々私はスピリチュアルな話が苦手だった。魂という言葉自体嫌いだった。嘘だと思って避けていた。それなのに、突然スピリチュアル系サイトを貪るように読み始め、「これは私だけに起きていることではないんだ!」「本当に起こっていることなんだ!」と目覚めた。